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まず必要なのはマインドセット
「英語が話せないのは英語力がないから」と思い,、「まだまだ勉強が足りない、もっと勉強しないと」と思いがちですが、実はそうではありません。
英検1級、TOEIC満点なのに、英語がまともに話せない、という話を聞いたことはありませんか?
そう、英語力があるのに話せない人はゴマンといます。
あなたも読み書きには不自由しないのに、話すとなると不自由になってしまうんですよね?
それはなぜか。
「英語を話す」練習をしてきていないこともありますが、「英語を話す」ことに対してのマインドセットができていないからです。
まずは、英語学習の前に知っておくべきことを整理したいと思います。
やるのは自分
英会話学校に行っても、この講座を受講しても、最終的には自分がやらなければ英会話ができるようにはなりません。
英会話ができないのを、先生や学校、教材のせいにしていませんか?
どんな方法を取るにしても、やらなければできるようにはなりません。
やるのは自分です。
努力することを覚悟する
「1日5分聞くだけ」で英語が話せるようになるなら、こんなに英語が話せなくて悩む人がいるはずはありません。
はっきり言います。「ラクに」英語が話せるようになる方法はありません。
ある程度の努力は覚悟しましょう。
今までも英語学習を続けてきたあなたですから、それはよくわかっておられることかとは思いますが、改めてここで確認しておきたいと思います。
「努力」に対するマインドセット
「努力を覚悟」というと「うわあ、嫌だな~」と思ったなら、マインドセットができていないということです。
ここでセットしましょう。
よく「1日1単語覚えれば、1年経てば365個の単語を覚える」と言いますが、まさにその通りで、語学学習は努力を続けることが全てと言っても過言ではありません。
逆に言えば、努力を続けていれば必ずできるようになるということです。
スポーツや芸術のような、努力しても才能がなければできない、というのとは違います。
語学に才能があるとしたら、「速く身につけることができる」であり、「語学ができるようになる」には才能は要らないのです。
ただコツコツと努力を継続していれば、必ずできるようになります。
才能がなくてもコツコツと努力を継続していれば必ずできるようになるなんて、ある意味カンタンではありませんか!
そしてあなたは、既にコツコツと努力を継続してきたからこそ、今の実力を持っているのです。
ですから、あなたなら大丈夫。これからもコツコツと努力を継続していきましょう!
「努力」にもやり方がある
「努力」といっても、闇雲にすればいいというものではありません。
どのようにどういう方向で努力するか、知らなければ無駄な努力になります。
それを自分で見出すのは至難の業ですし、一般の英語講座では教えませんが、この講座では教えています。
ですから、まずは教科書を何度も読んで、どのようにどういう方向で努力するかをしっかり理解して下さい。
話す練習をすれば話せるようになる
「中高と学校で6年間勉強したのに英語が話せない」とよく言われるので、学校英語を身につけただけでは英語が話せるようにはならないというイメージができあがっていますが、そんなことはありません。
これまでの学校英語の中で、あなたは「英語を話す」練習をしましたか?
学校で英語の勉強はしてきたけれど、読み書きがほとんどで、「話す」練習はしていないでしょう?
それなら話せなくても、ある意味当然です。
ですから、「中高と学校で6年間勉強したのに英語が話せない」と思うのはやめましょう。
むしろ、中高と学校で6年間勉強してきた分下地ができていて、話せるようになるのも早いことに気づきましょう。
学校英語で作った下地を利用して話せるようになるやり方、練習方法を、この講座で教えます。
「話す練習」をすれば話せるようになりますから、これから話す練習をしましょう!
目的は、「英語を話す」ことではなく、「英語で話す」こと
完璧な英語を話せないからと英語を話せない人が多いですね。
それは「英語を話す」ことが目的になっているのです。
何のために英語を話すのですか?
相手とコミュニケーションを取るためですね?
考えてみて下さい。あなたは日本語を話す時、「日本語を話す」ことを目的として日本語を話していますか?
違いますね。相手とコミュニケーションを取るために、使える言語が日本語だから日本語で話すのです。
そして、そのあなたの母国語である日本語は完璧ですか?そんなことはないでしょう?
でも、コミュニケーションに困ることはありません。
英語であっても同じです。
また、あなたは外国人に対し、完璧な日本語で話すことを求めますか?
間違っていても、言葉足らずであっても、何を言おうとしているのか考えてあげるのではないでしょうか?
外国人も同じ人間ですから、同じ対応をします。
だから、間違えても言葉足らずであってもいいんです。
そもそも外国語を話すのですから、自国なまりや間違いなどがあるのは当然です。
何のために英語を話すのかと言えば、相手とコミュニケーションを取るために話すのです。
日本語で話せればそれに越したことはないのでしょうが、残念ながら日本語は通じず英語なら相手に通じるからということで、英語で話すのです。
日本では、「英語を話す」ことを意識し過ぎなんですね。
英語はあくまで、コミュニケーションを取るための手段、道具です。
英語を使わなくてもコミュニケーションが取れればそれでいいので、ブロークン英語でも、英語が話せなくて身振り手振りでも何でもいいのですが、やはり言葉を使った方がうまくコミュニケーションできますよね?
それなら「英語で話そうよ」ということです。
「英語を話す」ではなく、「英語で話す」ですね!
「英語で話す」ことができた先の世界を思いながら、話す練習をしましょう!
まとめ
単語を並べるだけでも、身振り手振りだけでも、コミュニケーションはできなくはありません。
でも、英語を話せたら、それよりはるかにコミュニケーションができます。
英語を全く知らないならともかく、ある程度英語の知識を持っているのですから、それを使わない手はない!
英語を使ってコミュニケーションしましょう!