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学習時間の確保と習慣化の方法
道具はこまめな手入れが必要
英語はコミュニケーションのための道具です。
道具ですから、手入れして、常に使える状態にしておく必要があります。
そのためには、「毎日英語の勉強(練習)をする」必要があります。
・・・と言うと、「勉強」しかも「英語の」かあ、大変そうだなあ、と思うかもしれません。
もう学生ではないから、忙しくてなかなか勉強時間の確保は難しいよ、とか。
しかし今回、せっかく英語の勉強をしようと思ったのですから、そんなことでいつの間にか勉強をやめてしまってはもったいない!
それでここでは、そのような悩みにどう対応すればいいかを説明します。
「勉強」しかも「英語の」となると、つい大変そうな気がしますが、それが「朝起きてご飯食べて歯磨きして・・・」というような、当たり前にしている日常に組み込まれたら、どうですか?
大変ではなくなりますね!
ですから、そういう状態を作ってしまえばいいんです!
英語の勉強を日常の一部にしてしまう
英語の勉強をする場面を決める
計画表の中で勉強時間を確保しても、それを実行するのは、実際には案外難しいものです。
ですから、こんな方法を取ります。
まず、毎日必ずすることを取り出します。
・起床
・食事
・食後の歯磨き
・風呂
・就寝
など。
その作業に、「勉強」を紐づけます。
おすすめは起床時と就寝前。
どんなことがあってもこの2つは無くなることはないからです。
就寝前は疲れて無理、という方は、起床時だけでもやることにするといいです。
やることを決めておく
スキマ時間にすること、まとまった時間にすることを、それぞれ決めておきます。
スキマ時間でもできる教材、まとまった時間に取り組みたい教材、とそれぞれ用意しておいて、さっとそれに取り組めるようにしておくのです。
何をするか最初に決めておけば、「今日は何をしようか?」と考えなくて済みますね。
その分時間が浮きますので、それを勉強時間に当てます。
いつ何をするかを悩む時間があったら、勉強時間に回しましょう!
スキマ時間の利用
スキマ時間というのは、探せば意外と見つかるのですが、それを利用するのが難しいんですね。
利用のコツですが、まずは上記の通り、「やることを決めておく」。
そして、スキマ時間が発生すると思われる場所すべてに、「そのやること(読む本など)を置いておく」。
スキマ時間が発生する場所はどこですか?
自室、リビングルーム、ダイニングテーブル、移動中の待ち時間、車の中、などでしょうか?
その場所全て(部屋、車、カバン、の中など)に教材等を置いておき、スキマ時間を見つけたらすぐ教材を取り出して勉強するのです。
同じ教材を複数用意して全部の場所に同じものを置いておいてもいいですし、部屋には会話集、カバンの中は単語帳、というように、違うものを置いておいてもいいです。
覚えたい単語などをメモして持ち歩き、スキマ時間を見つけたらすぐに取り出して確認する、というのでもいいですね。
とにかくコツは、
「考えずにすぐ勉強に取り掛かれる状態を作っておく」こと
「それを習慣化すること」
です。
カレンダーを1冊用意する
最後の仕上げ、英語学習用にカレンダーを用意して下さい。
すぐ記入できるところに、壁掛け用なら掛けておき、卓上型なら置いておきます。
英語の勉強を開始した日から毎日、英語の勉強をしたかどうかを〇△✕で書き入れます。
〇よくやった
△少し勉強時間が少なかったが、一応やった
✕全くできなかった
という感じですね。
書き入れるのに✕はやっぱり書きにくいですよね?
そうすると「明日はやらなきゃ」という気になります。
また、〇が並んでいると「明日も〇を書くぞ!」とモチベーションの維持ができます。
△や✕が多かったら、「これではいかん、〇を書けるよう頑張るぞ!」とモチベーションアップができます。
印があなたを励ましてくれるわけですね。
余裕があれば、勉強した内容や時間を書き入れるのもいいです。
「これだけやった」と実感できると、もっとやろうとさらにやる気が出ますから。
また、できなかった時にその理由を書いておくのもいいかもしれません。
止むを得ない理由で勉強できない時に✕がついても、それは仕方がないことだと、必要以上のストレスを感じなくて済むからです。
まとめ
語学の勉強は、とにかく繰り返し練習が大事です。
「繰り返し練習」というと大変そうに感じるのではないかと思いますが、ここで書いたことをすれば、考える前に体が動くようになり、大変と感じなくなります。
毎日洗顔や歯磨きをするのを大変と感じますか?
しないと気持ちが悪いくらいですよね?
英語の勉強もそうなればしめたもの!
英語の勉強が日常生活の一部として行う当たり前の作業になれば、後は勉強(練習)あるのみ。
やればやっただけできるようになります。
頑張りましょう!