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英語ができるようになりたければ○○を知れ!その1
英語は日本語とは大きく異なる言語
今さら言うまでもありませんが、英語は日本語とは非常に異なる言語です。
ですから、英語という言語においてどのように文章を作るのかを知らないと、話すどころか読んだり聞いたりして理解することさえもできません。
わかっているようですが、意外とわかっていないんです。
「英語は日本語とは大きく異なる言語」であることを、まずは強く認識して下さい。
英語と日本語の決定的な違いは何か
何だと思いますか?
ちょっと考えてみて下さい。
・・・・・・
答えは、
・英語には必ず主語と動詞がある。
・英語は語順が大事である。
です。
今までにも何度も聞いたことがあることだと思いますが、「決定的な」違いだと認識していましたか?
しているようでしていないんですよ!
実は、英語を話せない最大の理由はこれなんです!
これは本当に大事なことなので、しっかり認識して下さい。
これがしっかりできていなければ、いつまで経っても英語ができるようにはなりません。
逆に言えば、これをしっかり認識していれば、英語はできるようになります。
今「逆に言えば」という言い方をしましたが、この「逆に言えば」という考えは大事です。
「英語には必ず主語と動詞がある。」というのは、逆に言えば
「主語と動詞がなかったら英語にはならない」
ということです。
そう言われると「主語と述語があるって重要なんだな」と思いませんか?
「主語と述語が必要」という認識、強くなりましたか?
この項では、「英語には必ず主語と動詞がある」について説明します。
悩みが出た時の特効薬
英語を学習していると、いろいろな悩みが出てくると思います。
それを解決する一番いい方法を教えます。
悩みが出たら○○しよう!
最初から答えです。
○○に入るのは「勉強」です。
つまり、「悩みが出たら勉強しよう」です。
はい、気持ちはわかります。
でも、悩んでいて問題が解決しますか?
そんなことないですよね?
あなたは既に目標を定め、それに向かって頑張ることを決めました。
それで悩む必要はありますか?
目標に向かって努力あるのみ、です。
悩む時間も惜しんで、目標に向かって学習しているうちに、気がついたらあなたの悩みはなくなっていますよ!
そんな時のために用意したもの
そんな時のために用意したものがありましたね?
え、何かって?
忘れたら困ります!
目標を紙に書いて目につくところに貼ったでしょう?
そう、あなたには6か月で英語ペラペラにならねばならない理由があるんです。
今度こそやるぞ!と強い気持ちで書き、目につくところに貼ったのでした。
その時の気持ち、湧き上がってきませんか?
悩んでいる暇があったら勉強しなきゃ!と思えてきませんか?
悩みが出たり挫けそうになった時のために
目標を紙に書いて目につくところに貼っていたのです。
漫然と眺めるのではなく、毎日しっかり読んで下さい。
そして、決意を新たに、張り切って学習に取り組みましょう!
「初心忘るべからず」 Don’t forget your first resolution.
悩む「暇」があるなら
「悩む暇があれば」という言い方があります。
よく言ったもので、悩むのは悩む「暇」があるということです。
それなら、暇をなくせばいいわけです。
忙しくしましょう。
何で忙しくなればいい?
もちろん、英語の勉強で!
「悩む暇があるなら」勉強しましょう!
悩む時間は○○ととらえる!
そう、悩むということは「暇」なんです。
だから、悩み始めたら「あ、スキマ時間がある」と捉え、スキマ時間にすることにしている勉強に取り組みましょう。
勉強しているうちに気持ちが移って、学習を終えた時には悩みはもちろん、悩んでいたということ自体忘れ、スキマ時間を活用して勉強したことに満足し、明日も頑張る気になれます!
スキマ時間の活用について
スキマ時間の活用については、次の記事を読んで下さい。
かのエジソンも言っている!
As a cure for worrying, work is better than whisky. (Thomas Edison)
発明家として有名なかのエジソンが、こんなことを言っていました。
まさにその通り!
ウイスキーを飲んでも悩みは解決しません。
酔ったその時はいいのかもしれませんが、酔ったら勉強もできません。
酔いがさめた時に待っているのは、二日酔いと、「勉強すればよかった」という後悔です。
まとめ
自分の目標を再確認し、悩んでいる暇があれば勉強しましょう!
そして一歩でも前進しましょう!
5文型について
「5文型」というのがありましたね?
「SだのVだの、何なのこの文字は!」「あんなの覚えてどうする?」と、文法の中でも嫌われる筆頭の事項ではないでしょうか?
確かに何となくなじめません(笑)
でも、これが本当に大事なんです!
Sが主語、Vが動詞でしたね。
5文型を並べると
S+V
S+V+C
S+V+O
S+V+O+O
S+V+O+C
となります。
何か気づきませんか?
そう、全部にS+Vがありますね。
知ってるよ、それくらい。
はい、知っているでしょうが、でも、それをしっかりと意識していましたか?
これが非常に大事なんです。
英語には必ずS+Vがある
日本語は主語を省略しても文が成立する言語です。
しかし英語は必ず主語と動詞が無いと文が成立しません。
命令文は主語が無いぞ!
確かに、見た目は主語がありません。しかし「命令文」の動詞の主語は、命令された人であることは明らかです。
他にも、見た目は主語が無い文がありますが、その場合でも意味上は絶対に主語があります。
命令文と同様、主語が明確ということで省略されているだけのことです。
省略などの規則はあとで学べばいいことなので、今は気にしなくていいです。
「英語には必ずS+Vがある」ことを認識して下さい。
読む、書く、聞く、話す、どの場合も必ずこのS+Vを意識しましょう。
それだけでも英語の理解度は上がるし、会話もできるようになります。
実際に会話でどうするかは、別項で説明します。
S+Vの内容
Sは主語、Vは動詞です。
「動詞」というのは「動作を表す語」ということですね。
ですから、「主語+動詞」というのは、「動作主が何かの動作をする」ということを表します。
この「動作主」がいて「動作をする」という考えが英語の基本となります。
ですから、常に「誰が何をしたか」を考えるようにしましょう。
(ついでに)英語と日本語における「主語」の考え方の違い
日本語では、主語というと「動作をする動作主」なので「動作ができるもの=動くもの」と考えるのが普通です。
人間でなくても、動作ができる動物や、物でも動くものとして車など、動けるものが動作をすると考えますね?
しかし英語では、動かないものでも主語になれます。
動かないものが動作という動きをできるわけない、という気がしますが、それは日本語の考え方です。
英語では、誰であろうが何であろうが、「主語が何かをした」という考え方となります。
言葉は考えを表すものなので、言葉だけでなくその背景にある考え方をしっかり学んでおきましょう。
(注)
このことは、項目タイトルに(ついでに)と付けたくらいで、ここで絶対に覚えておかねばならないというほどのものではありません。
しかし「ついでに」覚えておくとのちに役立つ、という内容です。
今知っておかねばならないわけではなくても、今学習することに関連した内容なので、「ついでに」覚えることができるなら覚えてしまおう、ということでここで説明しました。
また、「少しでも楽に」学習を進めるならば、関連事項は合わせて覚えておくと楽、という良い見本にもなるという点でも、ここで説明する方がいいと思い、説明したものです。
「知っている」だけでは不足
「英語には必ず主語と動詞がある。」というのは、英語を学習している人は皆知っていることです。
しかし、ただ知っているだけで、これが英語の一番の基本で非常に重要とまで思っている人は少ないです。
これは英語の土俵です。
相撲を取るのは土俵に上がってからです。
英語でも同じように、まずは英語の土俵に上がりましょう。
まとめ
英語は日本語とは大きく異なる言語です。
ですから、英語と日本語の決定的な違いである
「英語には必ず主語+動詞がある」
ということをしっかりと認識しましょう。
いや、悩みのために勉強が手につかないんですが。