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質問です。次の英語の意味を知っていますか?
Hello.
My name is 〇〇.
Nice to meet you.
What’s your name?
How old are you?
I’m fifteen.
「バカにしてるのか、それくらい知ってるよ!」
と思ったのではありませんか?
そうですよね、それくらい知っていますよね。
でも、それ全部英語ですよ!
つまり、あなたは英語を知っているではありませんか!
その英語はどこで覚えましたか?
その英語はどこで覚えましたか?
学校ではありませんか?
そう、学校で結構な単語や表現を習い、それを今も覚えているんです。
その覚えている英語を並べれば、上のように会話になります。
つまり、学校英語は役に立たないどころか、役に立つんですよ!
学校英語は役に立たない!?
「学校英語は役に立たない」というのは、そう言えば学校以外のところで一から英語を学ばなければならないと思わせられるから言われることです。
学校英語を利用すれば英語を使えるようになるのも速いので、そのようにすれば生徒の方は助かるのですが、それでは生徒がレッスンをしなくなるため、英語産業としては儲からなくなります。
それでは困るので、少しでも長くレッスンを継続してもらうために、学校英語を否定して「一からやり直さないと」と思わせるのですね。
それに引っかかってはいけません。
ポジティブ思考とネガティブ思考、どちらがいいか?
「役に立たない」と思うのと「役に立つ」と思うのとでは、全然違います。
それは「学校英語」についても同じです。
「役に立つ」と思えば、「学校で英語を勉強しておいてよかった。それをうまく利用して英語を使えるようになろう」とポジティブ思考になれます。
でも「役に立たない」と思えば、「あんなに勉強したのに役に立たないのか、一から勉強しないといけないのか、大変だな」とネガティブ思考になります。
どちらが英語を身につけやすいか、答えは簡単ですね?
学校英語は英語の基本
スポンジが水を吸収するように、英語も含めていろいろなことを吸収できる子どもと異なり、大人は丸覚えで外国語を習得するのは不可能です。
記憶力も劣ります。
それなのに、勉強にかけられる時間は、子どもに比べればはるかに少ないです。
そんな中でも英語の勉強をしなければならないとなれば、何か工夫が必要になります。
それが「文法」なんですね。
学校で習うように、細かい文法を知る必要はありません。
しかし、ある程度は覚えておく方が、学習効率が上がります。
文法というのは「文の法則」、つまり、文を作る上での規則ですね。
数学における公式と同じです。
公式を知っていれば、それを当てはめれば問題が解けます。
でも、公式を知らなければ、問題は解けません。
それと同様、法則を知っていれば英文が作れますが、知らなければ作れません。
そうか、文法も役に立つのか、と思って頂けましたか?
まとめ
数学では、公式を覚えれば問題が解ける。
英語では、文法を覚えれば文が作れる。
伝えられた先人の知恵、感謝して大いに使わせてもらいましょう!