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学習環境を用意する
英語学習において一番難しいこと
大人になってからの英語学習で一番難しいのは何だと思いますか?
それは、「学習する時間の確保」です。
仕事や家族があると、なかなか自分の時間が取れません。
やっと自分の時間を取れたと思っても、急用が入ったりしてその時間を奪われることもよくあること。
意欲があっても、できない日が続くといつの間にかやらなくなってしまうんですね。
ですから、そうならないように、まずは学習環境をしっかり作る必要があります。
学習時間の確保
学習時間の種類には2種類あります。
1つは、まとまった時間。
もう1つは、スキマ時間。
この2つをうまく組み合わせて学習時間を確保します。
コツは「確実に続けられそうな内容で設定する」ことです。
「まとまった時間」の確保
1つ目の「まとまった時間」の確保はわかりやすいですね。
早朝や夜間、休日など、自分の状況に合わせて無理のない時間帯、長さで設定すればいいです。
休日以外と休日とは分けて設定して下さい。
時間帯のおすすめ
朝です。
起きたばかりで元気ということもありますが、朝だと急な予定が入って時間が取られたという事態にはほとんどならないからです。
対して夜だと、疲れてできなくなったということもあるでしょうし、何か予定が入って時間を確保できなくなったということも起こり得ます。
それに、朝最初にやるべき学習を済ませておけば、その日のノルマは達成となります。
それを繰り返せば自然とずっと継続できることになります。
ですから、朝に学習するのがおすすめです。
これは、休日以外か休日かとは関係なしに、毎日で設定しましょう。
長さのおすすめ
休日以外では1回に30分~1時間です。
このくらいなら、朝早起きしてもそう辛くはありません。
また、そんなに負担になる長さでないため、毎日続けることができます。
休日の場合は、自分の都合で30分~2時間くらいでしょうか。
仕事をしている時はどのくらいの時間までならそんなに負担が来ないかを考えて時間を設定して下さい。
1日のうちに1時間ずつ分けたら3時間出来る、という場合は、それでもいいと思います。
やめておくべきは、休日ということで張り切って長い時間を設定したりすることです。
気が付いたら5時間勉強していた、というのなら構いません。
しかし、最初から「日曜日は5時間勉強しよう」というような、継続が苦しそうな内容は設定しないようにしましょう。
長い時間だと続けるのが辛くなってきます。
計画を立てたもののそれが実行できなかったら、精神的ダメージが大きく、あとが続かなくなるからです。
「スキマ時間」の確保
2つ目の「スキマ時間」は、毎日の生活の中で確保します。
これについては次の「学習時間をどうやって確保するか」の記事により詳しく書いていますので、そちらも参考にして下さい。
時間の次に確保すべきこと
上に書かれたようにして時間の確保が出来たら、次は「回数」の確保を考えて下さい。
英語学習は「反復練習が全て」と言ってもいいくらいです。
「スキマ時間」を有効に使っていかに多くの回数反復練習するか、が英語習得の鍵になります。
1回の時間は短くても構いません。
1日のうちになるべく多くの回数を確保できるように考えて下さい。
とにかく、気が付いたらやる。
それで回数を稼ぐ。
そのうち、少しでも勉強していないと落ち着いてご飯を食べられない、という状況になります。
そうなれば大丈夫。
習慣化されて当たり前の日常の一部になったわけですから。
習慣化されていない事柄は、できない日が出てくるとやめてしまうことになりやすいですが、習慣化されている事柄は、できない日が出てきたとしても、そこでやめてしまうことなくまた次の日にはやることができます。
習慣だからやってしまうんですね。
ですから、時間は細切れでも構いません。
回数を多くやり続けることが大事です。
まとめ
語学は、才能がなくても、コツコツと努力をすれば必ずできるようになります。
1日1単語しか覚えられなくても1年で365単語覚えるのです。
365単語覚えたら結構なことが話せそうだと思いませんか?
とにかく、継続は力なり。
一歩ずつでいいので、止まらず歩き続けましょう。
「うさぎとかめ」のかめのように、頂上にたどり着けます!