読み書きはできるのに英語を話せない⁉

なぜ読み書きはできるのに英語を話せないのか?

英語力が高いのに英語が話せないのは

何故か知っていますか?

世間でよく言われるように、「学校英語が役に立たない」からでしょうか?

違います。

学校では読み書きは勉強するけれど、話すための勉強をしないからです。

勉強もしないのに話せるようになるわけはないのです。

話せるようになるにはどうすればいいか

それなら、話せるようになるにはどうすればいいか、というのは簡単ですね。

「話すための勉強」をすればいいんです!

あなたはこれまで英語の「勉強」はしてきましたよね?

そして、英語の表現や文法をある程度知っていますよね?

それで話せないということは、「英語の勉強」をしているだけでは話せるようにはならないということです。

「話す」ための勉強

「話す」というと、「言葉を」と思ってしまいますが、その前に、「話す」というのは、口から音を発する行為であることを考えないといけません。

口や舌を動かして言葉の音を発しないと「話す」行為ができることにならないのです。

頭の中に英語の単語が浮かんでもそれを口に出来なかった、という経験をしたことはありませんか?

「英語が話せない」というと

「頭の中に英語の単語が浮かばないから話せない」

と思いがちですが、実は

「英語を口から発することが出来ない」

から話せないことが多いのです。

大勢の人の前で話さなければならなくなった時のことを考えてみて下さい。

緊張して口がうまく動かなくて、「話す」ことができなくなりますよね?

「英語が話せない」というのも、いわばそれと同じような感じです。

頭の中に英語が用意されたとしても、口が動かないんです。

悩む会社員

じゃあどうすればいいんだよ⁉

口が動かないなら動くように、口を動かす練習をしましょう!ということです。

項目には「話すための勉強」と書きましたが、「勉強」と言うより「練習」が必要なんですね。

赤ちゃんが言葉を発するようになるまでに何をしているか?

赤ちゃんが言葉を発するようになるまでの過程を考えてみましょう。

今私達は日本語を話すことが出来ますが、生まれた瞬間話せたわけではありません。

お腹が空いた、眠い、オムツが濡れて気持ちが悪い。

そんなことを感じても、「話す」ことはできません。

その代わりに泣きます。

そのうち「ブーブー」とか言い出します。

それは周りの人が日本語を話すのを聞いて、言葉と同時に

「日本語の音の出し方」を覚えて(=勉強)

真似(=練習)をしてきたから、

日本語を話すことが出来るようになったのです。

まとめ

母国語だと話せるのが当たり前と思っているので、言葉を話すのに練習が必要だということを忘れがちですが、そんな風にして、言葉を話せるようになるまで、生まれてからずっと「言葉を発する練習」をしているんですよ。

ですから、英語も、英語の勉強と合わせて「話す練習」をする必要があります。

「話す」練習の仕方はまた別項で説明します。

とりあえず、「話せるようになるには「話す」練習が必要」ということを知っておいてください。

何事も意識しているかどうかで、パフォーマンスが変わってきますよ!

頑張りましょう!